特殊ケラチンについて

以下の記事は、僕が商品として仕入れさせていただいているDO-SトリートメントSPなどに配合されている特殊ケラチンの内容になりますので、販売元のDO-S美容師の森下さんのブログがら引用させていただいています。

DO-SトリートメントSPとかに
配合されてる特殊ケラチンについて

まず 髪がダメージすると・・・

↑こいつのほうがより現実的なんだが

 

SS結合(シスチン結合)が減少するのは同じなんだか

SS結合 が切断されて
S だけになってるものもあるんだよね。

 

ここに特殊ケラチンが入ると

ほんとは S が何個も連なってるけど
ここではわかりやすく1個で表記してる。

 

そんで

グリオキシル酸(よくある酸熱トリートメント)の時と同じように
ドライや 熱処理などで

 

毛髪の S と 特殊ケラチンの S が

SS結合(シスチン結合)するんだね!

 

グリオキシル酸のように
外部から入れられたアミノ基(NH2)同士と
結合(正しくは架橋)する場合は
髪の毛とは結合しないけど・・・

特殊ケラチンは元々髪の毛と一体化してる
切断されたSと強固に結合するので

毛髪のケラチンを増加さすとか
同化、再生とまで表現されてるんだよね。

 

グリオキシル酸の場合は

架橋したNが 毛髪に吸着

 

特殊ケラチンの場合は

毛髪のシスチンに強固に結合

 

この違いです。

 

 だからといって
グリオキシル酸の酸熱トリートメント
がダメッていう訳ではありません。

外部から大量のアミノ基を入れて
架橋反応させてアミノ基を増加さしたほうが

即効性もあり髪の毛の変化も大きいので
ダメージ毛の形状を変えたりして、綺麗に見せるには効果は高いんだよ!

 

逆に特殊ケラチンは元々自分の持ってる
Sにしか結合しないので SSはさほど増加しないし
元々切れっぱなしのSが無い人は結合もしないので効果もなかったりします。

毎日のホームケアでほんの少しづ〜つ
ケラチン補強したり SS結合が切れて
Sが無くなるのを防止するぐらいで
サロントリートメントに使えるレベルではありませんし、即効性など全くないし 見た目の効果も
さほど感じない程度なんだよね。

 

酸熱トリートメントのデメリットを言うと、

髪の毛自体に 結合なんてしない
ダメージを修復(治したり)はしない!

逆に 髪に少しは負担をかけるのも確実。

 ですが、

ダメージ毛をすぐに綺麗に見せるには優れたサロントリートメント!

 

DO-Sの特殊ケラチンは 髪と結合するので
原理的にはヘアダメージの再生レベルだけど

元々残ってるSがなければ結合もできないし
SS自体がさほど増加する訳でも無いので、
これだけで髪の毛が綺麗に見える訳でもないって感じなんです💦

だから 特殊ケラチンは
DO-Sトリートメント などと
併用しなくちゃ意味がなかったりします