酸熱トリートメントとは?
ストレートパーマで従来のトリートメントでもない!
反応結合型「酸熱トリートメント 」
グリオキシル酸のトリートメントで、髪内部の歪み・ガタつきを改善。
ストレートパーマのようにクセを伸ばすのではなく、
グリオキシル酸が髪の細胞レベルに働きかけ、髪の繊維質を整えてくれます。
また、一般的にトリートメントというと・・・
「ダメージ部分に栄養分を与えていきましょう」
ですが、
この酸熱トリートメントは毛髪内部に浸透し、
酸性の力によって毛髪に結合水を復活させタンパク質同士をつなぎ合わせる橋渡しの役割をしてくれます。
とまあ、メーカーにあれやこれやと言われて鵜呑みにしていると、
お客様の信頼を失うどころかよけい毛髪にダメージを与える原因にもなりかねません!!
美容師の勉強不足が1番の原因ですが😅
そもそもサロントリートメント でなぜダメージするか?
強い表面コートによる結合水の減少やキューティクルの退化、剥離とかありますが、
そもそも、髪に科学的な薬剤をいれて、科学反応や熱処理する行為自体って、
かなりの負担を与えてるって事はお客様は知らない😨
そして1番まずいのがそれを美容師も知らないという現実😨
今回は、髪質改善トリートメントの代表。
酸熱トリートメントの仕組みを有名な美容師さんが解説してくれていて、
その方の手書きの図。
専門的な用語がありますが、意味は気にせず見てください。
毛髪がダメージするとSS結合が少なくなります
↓
![](https://do-s55.com/wp-content/uploads/2019/10/IMG_0337.jpg)
SS結合はシスチン結合とか
ジスルフィド結合と言ったりしますので興味があれば覚えてもいいかな?
くらいです。
そのSS結合の減少した髪にNH2 が入り、熱処理やドライでH2がとれてN同士が結合するってのが、
簡単な原理です!!
↓
![](https://do-s55.com/wp-content/uploads/2019/10/IMG_0339.jpg)
こいつを ちょいと 拡大して考えよう
↓
![](https://do-s55.com/wp-content/uploads/2019/10/IMG_0340.jpg)
NH2 の水素分子が取れて、NとNが結合するんだよね。
SS結合じゃなく、NN結合って感じです!!
でも、ここでおかしいと思うところがあるんですw
間違い探し的なww
それは・・・・・・
↓
![](https://do-s55.com/wp-content/uploads/2019/10/IMG_0341.jpg)
酸素(O)が 水素2個(H2)と反応し水(H2O)となって
NとNが結合するのは、大丈夫!
でも、
それが、なぜか毛髪(黒い線)と結合してる・・・
そこが結合するのが変じゃない?
↓
![](https://do-s55.com/wp-content/uploads/2019/10/IMG_0343.jpg)
グリオキシル酸のNとNは結合したとしても、
そのNN が、髪の毛と結合はするのかい??
本来はこんな感じじゃないですかね?
↓
![](https://do-s55.com/wp-content/uploads/2019/10/IMG_0352.jpg)
NN は髪に結合なんかしない!
こんなもんがドライや熱処理なんかで簡単に結合してたら、
従来からあるPPTなどのありきたりな成分でも結合することになってしまい、
すでに、世の中の人がみんな髪キレイになってしまいます😨
毛髪と結合は絶対にしない!