先日、大阪に遊びに行ってきました美容学生時代の友人達、そしてその後輩の子とで少しだけお酒をはさみながら、
それぞれの現状などについて話す機会がありました。
同級生が自分も合わせて3人で、一人は美容の仕事を突き詰め職人として働く、もう一人はウェブデザイナーがメインで婚活や子供向けプログラミングの仕事を始めようとしていました。
後輩の子が、自分でお店を出したいとのことでした。
後輩の子の話
後輩の性格は、開店前の朝6時からお店来て朝レッスンして、営業が終わってからまた12時まで夜レッスンするようなひた向きでコツコツと努力できる優しい子です。
話を聞いたらどうやらお店を出したいとのことでした。
その野心は凄い良い事だと思います。なので僕がその子に聞いたのは、
「どんな美容師になりたいの?」
独立して店を構えるのは凄く勇気のいる事ですが、
お店を出すのが目標ではだめだと思います。
僕は、どんな人生にするのか?が大切だと思っているので、
お店を出店するのは、通過点にすぎないし、それでお店のコンセプトやら店のサイズなども変わってくると思います。
自分のなりたい美容師像・人生を考えてから、
それにお店は必要なのかどうかを考えるべきだと思います。
なので、自分の資金で出来る範囲でお店のコンセプト、サイズ、場所を考えるは違うんじゃないかなぁと思っています。
自分が地元密着が好きなら地方に出ればいいと思いますし、
クリエイティブが好きなら都会に出ればいい。
何店舗も構えるオーナーになりたいなら、4,5席は必要な店舗のサイズになるし、
効率を考えるならシェアサロンで経費をみんなでシェアできる感じにすればいいし、
一人でゆっくりならセット面とシャンプー台がセットになってる店舗でもいい。
このように自分のなりたい像を考えてからの方が断然経費も抑えれるし、無駄な出費をしなくて済みます。
なにより失敗するリスクが減ります。
ここら辺の話は、また後日書いていきたいと思います。
まとめると、20年後の事を考えて、それをする為に今をどうするかを決める事です。
友人M君の話
この友人は僕が美容学校に入って初めて仲良くなった友人です。
彼は、前者の後輩の子が勤めている職場に1年先に入っており、
4年間勤めてたのですが、その間にパソコンを勉強し美容師を辞めるた後、
ウェブデザイナーとしてバリバリに仕事しています。
彼がウェブデザイナーになった経緯は、朝から晩までコツコツ努力する後輩を見て、
自分はこうなれんな!そもそもコツコツ努力するタイプちゃうし!
って思ったらしく、それなら美容師のコネや経験を生かし、
他の畑で勝負しようと思い、ウェブの事を勉強したそうです。
その後、名刺のデザインやロゴなども手掛けるようになり今はそっちの方がメインなので美容師はしていないそうです。
この生き方は、カリスマ世代の美容師がらすると
「逃げてる!根性なしやな」
などと思われることが多いですが、これって商売的に見たら、
レッドオーシャンの場所で勝負するのではなく、
ブルーオーシャンの場所に気づき、安全に勝負する。
成功する秘訣ですよね。
友人Y君
この友達も自分が大阪の男子寮に入ってすぐに仲良くなった子で、
地元の美容学校を辞めて、もう1度大阪で美容学校に入って、
地元で美容師をしていたがやめて違う事をして、もう1度大阪で美容師をして現在にいたる経歴がぐちゃぐちゃな友人がいます。
何回も何回も美容の道を諦めて、でも諦めきれなくて戻ってきての話を聞くと、
周りにはいろいろ言われたけど今が一番楽しい。
辛い事も沢山あったけど、環境を変えたら自分に合っていて続けることができた。
と語ってくれていて、僕も凄く共感できました。
環境は自分で変えることが出来る。その時、その場所、その環境、その周りの人たちが自分とは合わなかっただけなんです。
たったそれだけの事なんです。だから、夢は諦めるべきではないと思います。
変化は勇気がいりますが、その後の人生何十年も続くのでそこ一瞬さえクリアできればと思います。
環境を変えれば自分に合った働き方や生き方ができます。
実際、この友人のY君は交友関係も凄く広くていろんなところに友達がいて、
それが集客にもつながっているそうです。
田舎よりも絶対数が多いので都会の方が彼には向いていたんだなと思いました。
まとめ
友人2人と僕、最初は同じ美容師の道を目指していましたが、
現在では凄くばらばらな道を行っています。
それは、悪い意味ではなく、
自分なりに摸索した結果、
一歩前を進んだ結果、現在の位置にいます。
いろんな経営者は言ってます。
最も大事な事は、
「行動する事」